悪食討伐 淡い光が海面を照らし、それが天井にゆらゆらと波を作る。 その

悪食討伐

淡い光が海面を照らし、それが天井にゆらゆらと波を作る。

その空間には、中央に神殿のような建造物があり、四本の巨大な支柱に支えられていた。支柱の間に壁はなく、吹き抜けになっている。神殿の中央の祭壇らしき場所には精緻で複雑な魔法陣が描かれていた。また、周囲を海水で満たされたその神殿からは、海面に浮かぶ通路が四方に伸びており、その先端は円形になっている。そして、その円形の足場にも魔法陣が描かれていた。

その四つある魔法陣の内の一つが、にわかに輝き出す。そして、一瞬の爆発するような光のあと、そこには人影が立っていた。ハジメと香織だ。

「……ここは……あれは魔法陣？ まさか、攻略したのか？」
「えっと、何か問題あるの？」
「いや、まさかもうクリアとは思わなくてな……他の迷宮に比べると少し簡単だった気が……最後にあのクリオネモドキくらい出てくると思ったんだが……」

どうやら、メイル・メルジーネの住処に到着したようだとわかり、ハジメは少し拍子抜けしたような表情になる。それに対して、香織は、ハジメの肩越しに顔を覗かせて、苦笑いしながら答えた。

「あのね、ハジメくん。十分大変な場所だったよ。最初の海底洞窟だって、普通は潜水艇なんて持ってないんだから、クリアするまでずっと沢山の魔力を消費し続けるし、下手をすれば、そのまま溺死だよ。クリオネみたいなのは、有り得ないくらい強敵だったし、亡霊みたいなのは物理攻撃が効かないから、また魔力便りになる。それで、大軍と戦って突破しなきゃならないんだよ？ 十分、おかしな難易度だよ」
「むっ、そう言われればそうなんだろうが……」
「まして、この世界の人なら信仰心が強いだろうし……あんな狂気を見せられたら……」
「余計、精神的にキツいか……」

香織の指摘は、要するにハジメが強すぎたという事だ。そこまで言われると、確かに、【グリューエン大火山】も最後のフリードの襲撃さえなければ無傷で攻略出来ていたなぁと納得するハジメ。

そして、そう言えば、ユエ達と合流する前に到着してしまったが彼女達はどうしているだろうかと考えたその時、ハジメの思考を読んだように右側にある通路の先の魔法陣が輝き出した。

爆ぜる光が収まると、そこにはユエ、シア、ティオの三人の姿があった。絶妙なタイミングだった。

「いいタイミングだな。そっちは大丈夫だったか？」
「ん……そっちは……大丈夫じゃなかった？」
「あ、香織さん大丈夫ですかっ！」
「む？ 怪我でもしておるのか？ 回復魔法はどうした？」

ハジメの呼びかけに、それぞれ元気な様子を見せつつ、ハジメに背負われている香織に心配そうな視線を送っている。それに対する香織の返答は……

「心配してくれて、ありがとう。でも、大丈夫だよ。半分は甘えているだけだから」

実に朗らかな笑みを浮かべて堂々と宣言する香織に、ユエはスっと目を細め、シアは「羨ましいですぅ。代わって下さいよぉ」とアピールをし、ティオは面白そうに「ほほぉ」とニヤついた笑みを浮かべた。

「おい、香織。もしかして、もう立てるのか？」
「えへへ、実は最初から歩くくらいなら問題なかったり……ごめんね？」
「はぁ、さっさと降りろ」

少しバツ悪そうに笑う香織に、呆れた表情を見せながらハジメは香織を降ろした。そして、神殿へと向かいユエ達と合流する。

「で？ 何があったんじゃ？ ん？ ほれ、言うてみよ、ご主人様。香織と何かあったんじゃろ？ ほれほれ、何があったんじゃあ？ 隠さずに言うてッへぶぅ！？」

ティオがニヤつきながら実にうざい感じで問い詰め出したので、イラっと来たハジメは取り敢えず張り手を繰り出した。足を崩して、艶かしい姿勢で崩れ落ちたティオが荒い息を吐きながら頬を染める。

「ひ、久しぶりの衝撃じゃぁ～、はぁはぁ、んっ、ご主人様よ、もっとお仕置きしていいんじゃよ？ むしろ足蹴にしてくれていいんじゃよ？」

どこか期待した雰囲気で、そんなことをのたまうティオを無視して、ハジメ達は奥の祭壇へと向かった。背後から「あと一回、一回でいいのじゃ！ お願い、妾をぶってぇ」とキモイ言葉が聞こえていたが、全員全力でスルーした。

「……で？ 何があったの？」

ユエが、ティオと同じ質問をする。しかし、その視線はハジメではなく、香織に向いていた。香織は、ユエに視線を合わせるとニッコリと上機嫌に笑い、いつかのように言葉の爆弾を落とす。

「ちょっと、ハジメくんとキスしただけだよ」
「……ほぅ」
「えっ！？ ホントですか！？ どっちから！ どっちからですか！ まさか、ハジメさんから！？」

香織の言葉に、ユエの声が一段低くなり、シアが興奮したように詰め寄った。

「私からだよ。……ハジメくんが私の為に怒ってくれて……我慢できなくて奪っちゃった」
「わぁ、私の時と同じですね！ 私も、我慢できなくて奪いましたから。仲間ですね！ 香織さん！」
「うふふ、そうだね、シア。今度は、二人で奪っちゃう？」
「なら、いっそのこと既成事実まで作っちゃいますか」

ハジメの直ぐ傍らで、ハジメ襲撃計画を練り始める女子二人。ハジメの頬に冷たい汗が流れる。冗談めかしてキャッキャッとはしゃいでいるように見えるが、その実、香織もシアも目がマジだったからだ。肉食系の眼を向けてくる香織など昔は想像すらしていなかった。

「……尻尾巻いて逃げるかと思ってた」

ユエが、香織に探るような眼差しを向ける。ユエは、香織が劣等感を感じて心を苛んでいることに気がついていた。だから、香織にとって最初の大迷宮挑戦になる今回で、あるいは挫折して逃げ帰ることもあるだろうと考えていたのだ。もちろん、自分に宣戦布告した相手を慰めてやるつもりなど毛頭なかった。ここで引くなら、その程度の想いだったと勝利宣言すればいいだけだ。

だが、香織は、どうやら立ち直ったようで、むしろ、前より決然としている雰囲気すらある。何があったのか気になるところだった。

「……そうだね。ハジメくんにも、いっそそうした方がいいって言われたよ。でも、ユエとの色々な差とか……今更だしね」
「……開き直った？」
「そうとも言うかも。というかね、元々、開き直って付いて来たのに、差を見せつけられて、それを忘れてただけなんだよ。情けないとこ見せちゃった」
「……そのまま諦めれば良かったのに」
「ふふ、怖い？ 取られそうで？」
「……調子にのるな。トラブルメイカー」
「……それ、ハジメくんにも言われた。……私、そんなにトラブル体質なのかな……」

辛辣なユエの言葉に、香織の頬が引き攣る。想い人と恋敵に揃ってトラブルメイカー呼ばわりされて若干落ち込みそうなるが、直ぐに気を取り直す。ちなみに、実はユエも、というかハジメ達全員が割かしトラブル体質なので、かなりブーメランな言葉なのだが、ユエにその自覚はなかった。

「まぁ、ユエの言う通りかもしれないけど……少なくとも私はハジメくんの“大切”だから、頑張って“特別”を目指すって決めたの。誰になんと言われようと、ね」
「……そう。なら今まで通り受けて立つ」
「うん！ あ、それと、ユエの事は嫌いじゃないからね？ 喧嘩友達とか、そういうの、ちょっと憧れてたんだ」
「……友達？ 私と香織が？」
「そう、友達。日本にはね、強敵と書いて友と表現する人がいるみたい。なら、恋敵と書いて友と読んでもいいんじゃないかな？」
「……日本……ハジメの故郷……聞けば聞くほど不思議な国。でも……いいセンスだと思う」
「だよね。うふふ、そういうわけで、これからも宜しくね？」
「……ん」

何だかいい感じの雰囲気を放つユエと香織だったが、その傍らで、二人の会話を聞かされているハジメは、物凄く居心地が悪かった。ガールズトークをしている女子の中に一人だけ場違いにも紛れ込んでいる男子のような気分だ。そして、香織が某世紀末の濃ゆい人の言葉を知っている事や、ユエの返しが某ダンボール好きな蛇の言葉だというのもツッコミたくて仕方なかったが、空気を読んで我慢した。

祭壇に到着したハジメ達は、全員で魔法陣へと足を踏み入れる。いつもの通り、脳内を精査され、記憶が読み取られた。しかし、今回はそれだけでなく、他の者が経験したことも一緒に見させられるようだった。つまり、ユエ達が見聞きしたものをハジメと香織も共有したのである。

どうやら、ユエ達は、巨大な地下空間で海底都市とも言うべき廃都にたどり着いたようだ。そこで、ハジメ達と同じく空間が歪み、二国の軍隊と都内で戦争して来たようである。というのも、その都は人間族の都で魔人族の軍隊に侵略されているところだったらしく、結局、ハジメ達と同じように両者から襲われたようだ。

都の奥には王城と思しき巨大な建築物があり、軍隊を蹴散らしながら突き進んだユエ達は、侵入した王城で重鎮達の話を聞くことになった。

何でも、魔人族が人間族の村を滅ぼした事がきっかけで、この都を首都とする人間族の国が魔人族側と戦争を始めたのだが、実は、それは和平を望まず魔人族の根絶やしを願った人間側の陰謀だったようなのだ。気がついた時には、既に収まりがつかないほど戦火は拡大し、遂に、返り討ちに合った人間側が王都まで攻め入られるという事態になってしまった……という状況だったらしい。

そして、その陰謀を図った人間とは、国と繋がりの深い光教教会の高位司祭だったらしく、この光教教会は、聖教教会の前身だったようだ。更に、彼等は進退窮まり暴挙に出た。困った時の神頼みと言わんばかりに、生贄を捧げて神の助力を得ようとしたのだ。その結果、都内から集められた数百人の女子供が、教会の大聖堂で虐殺されるという凄惨な事態となった。

ユエ達も、その光景を見たときは流石にかなりキツかったようだ。魔法陣による記憶の確認により強制的に思い出し、顔を青ざめさせている。特に、シアは今にも吐きそうだ。

ようやく記憶の確認が終わり、無事に全員攻略者と認められたようである。ハジメ達の脳内に新たな神代魔法が刻み込まれていった。

「ここでこの魔法か……大陸の端と端じゃねぇか。解放者め」
「……見つけた“再生の力”」

ハジメが悪態をつく。それは、手に入れた【メルジーネ海底遺跡】の神代魔法が“再生魔法”だったからだ。

思い出すのは、【ハルツィナ樹海】の大樹の下にあった石版の文言。先に進むには確かに“再生の力”が必要だと書かれていた。つまり、東の果てにある大迷宮を攻略するには、西の果てにまで行かなければならなかったということであり、最初に【ハルツィナ樹海】に訪れた者にとっては途轍もなく面倒である。ハジメ達は、魔力駆動車という高速の移動手段を持っているからまだマシだったが。

ハジメが解放者の嫌らしさに眉をしかめていると、魔法陣の輝きが薄くなっていくと同時に、床から直方体がせり出てきた。小さめの祭壇のようだ。その祭壇は淡く輝いたかと思うと、次の瞬間には光が形をとり人型となった。どうやら、オスカー・オルクスと同じくメッセージを残したらしい。

人型は次第に輪郭をはっきりとさせ、一人の女性となった。祭壇に腰掛ける彼女は、白いゆったりとしたワンピースのようなものを着ており、エメラルドグリーンの長い髪と扇状の耳を持っていた。どうやら解放者の一人メイル・メルジーネは海人族と関係のある女性だったようだ。

彼女は、オスカーと同じく、自己紹介したのち解放者の真実を語った。おっとりした女性のようで、憂いを帯びつつも柔らかな雰囲気を纏っている。やがて、オスカーの告げたのと同じ語りを終えると、最後に言葉を紡いだ。

「……どうか、神に縋らないで。頼らないで。与えられる事に慣れないで。掴み取る為に足掻いて。己の意志で決めて、己の足で前へ進んで。どんな難題でも、答えは常に貴方の中にある。貴方の中にしかない。神が魅せる甘い答えに惑わされないで。自由な意志のもとにこそ、幸福はある。貴方に、幸福の雨が降り注ぐことを祈っています」

そ

Hasil (Bahasa Indonesia) 1:

Penaklukan Epicurian Itu membuat gelombang di langit-langit dan diterangi cahaya laut. Ruang di tengah dan monumen seperti Candi, didukung oleh empat pilar besar. Ada tembok penghalang antara Struts dan tangga. Di atas mezbah di pusat candi-seperti daerah diuraikan dan sihir kompleks digambarkan. Juga, tumbuh mengambang di laut dari sebuah kuil yang diisi dengan air di sekitar lorong di keempat sisi, ujung dibulatkan. Dan sihir telah dilukis di perancah putaran. Dalam lingkaran sihir adalah empat-cara satu tunggal bersinar di cepat. Dan cahaya yang akan meledak dalam sekejap, tidak berdiri kosong. Bahwa Hajime dan Kaori.「…… Berikut adalah... Itu adalah keajaiban? Percaya atau tidak, Raiders? 」"Oh, Apakah ada yang salah? 」"Yang belum dibersihkan tidak lagi percaya atau tidak. Ada sedikit mudah dibandingkan dengan labirin yang lain. Saya pikir saya akhirnya keluar aku chronemodoki banyak... " Akan terlihat seperti sedikit momentum yang Hajime tampaknya tampaknya tiba di mail Melusine dan kejelasan. Menentangnya, Kaori adalah sekilas di atas bahu-nya, tersenyum senyum kecut.「あのね、ハジメくん。十分大変な場所だったよ。最初の海底洞窟だって、普通は潜水艇なんて持ってないんだから、クリアするまでずっと沢山の魔力を消費し続けるし、下手をすれば、そのまま溺死だよ。クリオネみたいなのは、有り得ないくらい強敵だったし、亡霊みたいなのは物理攻撃が効かないから、また魔力便りになる。それで、大軍と戦って突破しなきゃならないんだよ？ 十分、おかしな難易度だよ」「むっ、そう言われればそうなんだろうが……」「まして、この世界の人なら信仰心が強いだろうし……あんな狂気を見せられたら……」「余計、精神的にキツいか……」 香織の指摘は、要するにハジメが強すぎたという事だ。そこまで言われると、確かに、【グリューエン大火山】も最後のフリードの襲撃さえなければ無傷で攻略出来ていたなぁと納得するハジメ。 そして、そう言えば、ユエ達と合流する前に到着してしまったが彼女達はどうしているだろうかと考えたその時、ハジメの思考を読んだように右側にある通路の先の魔法陣が輝き出した。 爆ぜる光が収まると、そこにはユエ、シア、ティオの三人の姿があった。絶妙なタイミングだった。「いいタイミングだな。そっちは大丈夫だったか？」「ん……そっちは……大丈夫じゃなかった？」「あ、香織さん大丈夫ですかっ！」「む？ 怪我でもしておるのか？ 回復魔法はどうした？」 ハジメの呼びかけに、それぞれ元気な様子を見せつつ、ハジメに背負われている香織に心配そうな視線を送っている。それに対する香織の返答は……「心配してくれて、ありがとう。でも、大丈夫だよ。半分は甘えているだけだから」 実に朗らかな笑みを浮かべて堂々と宣言する香織に、ユエはスっと目を細め、シアは「羨ましいですぅ。代わって下さいよぉ」とアピールをし、ティオは面白そうに「ほほぉ」とニヤついた笑みを浮かべた。「おい、香織。もしかして、もう立てるのか？」「えへへ、実は最初から歩くくらいなら問題なかったり……ごめんね？」「はぁ、さっさと降りろ」 少しバツ悪そうに笑う香織に、呆れた表情を見せながらハジメは香織を降ろした。そして、神殿へと向かいユエ達と合流する。「で？ 何があったんじゃ？ ん？ ほれ、言うてみよ、ご主人様。香織と何かあったんじゃろ？ ほれほれ、何があったんじゃあ？ 隠さずに言うてッへぶぅ！？」 ティオがニヤつきながら実にうざい感じで問い詰め出したので、イラっと来たハジメは取り敢えず張り手を繰り出した。足を崩して、艶かしい姿勢で崩れ落ちたティオが荒い息を吐きながら頬を染める。「ひ、久しぶりの衝撃じゃぁ～、はぁはぁ、んっ、ご主人様よ、もっとお仕置きしていいんじゃよ？ むしろ足蹴にしてくれていいんじゃよ？」 どこか期待した雰囲気で、そんなことをのたまうティオを無視して、ハジメ達は奥の祭壇へと向かった。背後から「あと一回、一回でいいのじゃ！ お願い、妾をぶってぇ」とキモイ言葉が聞こえていたが、全員全力でスルーした。「……で？ 何があったの？」 ユエが、ティオと同じ質問をする。しかし、その視線はハジメではなく、香織に向いていた。香織は、ユエに視線を合わせるとニッコリと上機嫌に笑い、いつかのように言葉の爆弾を落とす。「ちょっと、ハジメくんとキスしただけだよ」「……ほぅ」「えっ！？ ホントですか！？ どっちから！ どっちからですか！ まさか、ハジメさんから！？」 香織の言葉に、ユエの声が一段低くなり、シアが興奮したように詰め寄った。「私からだよ。……ハジメくんが私の為に怒ってくれて……我慢できなくて奪っちゃった」「わぁ、私の時と同じですね！ 私も、我慢できなくて奪いましたから。仲間ですね！ 香織さん！」「うふふ、そうだね、シア。今度は、二人で奪っちゃう？」「なら、いっそのこと既成事実まで作っちゃいますか」 ハジメの直ぐ傍らで、ハジメ襲撃計画を練り始める女子二人。ハジメの頬に冷たい汗が流れる。冗談めかしてキャッキャッとはしゃいでいるように見えるが、その実、香織もシアも目がマジだったからだ。肉食系の眼を向けてくる香織など昔は想像すらしていなかった。「……尻尾巻いて逃げるかと思ってた」 ユエが、香織に探るような眼差しを向ける。ユエは、香織が劣等感を感じて心を苛んでいることに気がついていた。だから、香織にとって最初の大迷宮挑戦になる今回で、あるいは挫折して逃げ帰ることもあるだろうと考えていたのだ。もちろん、自分に宣戦布告した相手を慰めてやるつもりなど毛頭なかった。ここで引くなら、その程度の想いだったと勝利宣言すればいいだけだ。 だが、香織は、どうやら立ち直ったようで、むしろ、前より決然としている雰囲気すらある。何があったのか気になるところだった。「……そうだね。ハジメくんにも、いっそそうした方がいいって言われたよ。でも、ユエとの色々な差とか……今更だしね」「……開き直った？」「そうとも言うかも。というかね、元々、開き直って付いて来たのに、差を見せつけられて、それを忘れてただけなんだよ。情けないとこ見せちゃった」「……そのまま諦めれば良かったのに」「ふふ、怖い？ 取られそうで？」「……調子にのるな。トラブルメイカー」「……それ、ハジメくんにも言われた。……私、そんなにトラブル体質なのかな……」 辛辣なユエの言葉に、香織の頬が引き攣る。想い人と恋敵に揃ってトラブルメイカー呼ばわりされて若干落ち込みそうなるが、直ぐに気を取り直す。ちなみに、実はユエも、というかハジメ達全員が割かしトラブル体質なので、かなりブーメランな言葉なのだが、ユエにその自覚はなかった。「まぁ、ユエの言う通りかもしれないけど……少なくとも私はハジメくんの“大切”だから、頑張って“特別”を目指すって決めたの。誰になんと言われようと、ね」「……そう。なら今まで通り受けて立つ」「うん！ あ、それと、ユエの事は嫌いじゃないからね？ 喧嘩友達とか、そういうの、ちょっと憧れてたんだ」「……友達？ 私と香織が？」「そう、友達。日本にはね、強敵と書いて友と表現する人がいるみたい。なら、恋敵と書いて友と読んでもいいんじゃないかな？」「……日本……ハジメの故郷……聞けば聞くほど不思議な国。でも……いいセンスだと思う」「だよね。うふふ、そういうわけで、これからも宜しくね？」「……ん」 何だかいい感じの雰囲気を放つユエと香織だったが、その傍らで、二人の会話を聞かされているハジメは、物凄く居心地が悪かった。ガールズトークをしている女子の中に一人だけ場違いにも紛れ込んでいる男子のような気分だ。そして、香織が某世紀末の濃ゆい人の言葉を知っている事や、ユエの返しが某ダンボール好きな蛇の言葉だというのもツッコミたくて仕方なかったが、空気を読んで我慢した。 祭壇に到着したハジメ達は、全員で魔法陣へと足を踏み入れる。いつもの通り、脳内を精査され、記憶が読み取られた。しかし、今回はそれだけでなく、他の者が経験したことも一緒に見させられるようだった。つまり、ユエ達が見聞きしたものをハジメと香織も共有したのである。 どうやら、ユエ達は、巨大な地下空間で海底都市とも言うべき廃都にたどり着いたようだ。そこで、ハジメ達と同じく空間が歪み、二国の軍隊と都内で戦争して来たようである。というのも、その都は人間族の都で魔人族の軍隊に侵略されているところだったらしく、結局、ハジメ達と同じように両者から襲われたようだ。 都の奥には王城と思しき巨大な建築物があり、軍隊を蹴散らしながら突き進んだユエ達は、侵入した王城で重鎮達の話を聞くことになった。 何でも、魔人族が人間族の村を滅ぼした事がきっかけで、この都を首都とする人間族の国が魔人族側と戦争を始めたのだが、実は、それは和平を望まず魔人族の根絶やしを願った人間側の陰謀だったようなのだ。気がついた時には、既に収まりがつかないほど戦火は拡大し、遂に、返り討ちに合った人間側が王都まで攻め入られるという事態になってしまった……という状況だったらしい。 そして、その陰謀を図った人間とは、国と繋がりの深い光教教会の高位司祭だったらしく、この光教教会は、聖教教会の前身だったようだ。更に、彼等は進退窮まり暴挙に出た。困った時の神頼みと言わんばかりに、生贄を捧げて神の助力を得ようとしたのだ。その結果、都内から集められた数百人の女子供が、教会の大聖堂で虐殺されるという凄惨な事態となった。 ユエ達も、その光景を見たときは流石にかなりキツかったようだ。魔法陣による記憶の確認により強制的に思い出し、顔を青ざめさせている。特に、シアは今にも吐きそうだ。 ようやく記憶の確認が終わり、無事に全員攻略者と認められたようである。ハジメ達の脳内に新たな神代魔法が刻み込まれていった。「ここでこの魔法か……大陸の端と端じゃねぇか。解放者め」「……見つけた“再生の力”」 ハジメが悪態をつく。それは、手に入れた【メルジーネ海底遺跡】の神代魔法が“再生魔法”だったからだ。 思い出すのは、【ハルツィナ樹海】の大樹の下にあった石版の文言。先に進むには確かに“再生の力”が必要だと書かれていた。つまり、東の果てにある大迷宮を攻略するには、西の果てにまで行かなければならなかったということであり、最初に【ハルツィナ樹海】に訪れた者にとっては途轍もなく面倒である。ハジメ達は、魔力駆動車という高速の移動手段を持っているからまだマシだったが。 ハジメが解放者の嫌らしさに眉をしかめていると、魔法陣の輝きが薄くなっていくと同時に、床から直方体がせり出てきた。小さめの祭壇のようだ。その祭壇は淡く輝いたかと思うと、次の瞬間には光が形をとり人型となった。どうやら、オスカー・オルクスと同じくメッセージを残したらしい。 人型は次第に輪郭をはっきりとさせ、一人の女性となった。祭壇に腰掛ける彼女は、白いゆったりとしたワンピースのようなものを着ており、エメラルドグリーンの長い髪と扇状の耳を持っていた。どうやら解放者の一人メイル・メルジーネは海人族と関係のある女性だったようだ。 彼女は、オスカーと同じく、自己紹介したのち解放者の真実を語った。おっとりした女性のようで、憂いを帯びつつも柔らかな雰囲気を纏っている。やがて、オスカーの告げたのと同じ語りを終えると、最後に言葉を紡いだ。
「……どうか、神に縋らないで。頼らないで。与えられる事に慣れないで。掴み取る為に足掻いて。己の意志で決めて、己の足で前へ進んで。どんな難題でも、答えは常に貴方の中にある。貴方の中にしかない。神が魅せる甘い答えに惑わされないで。自由な意志のもとにこそ、幸福はある。貴方に、幸福の雨が降り注ぐことを祈っています」

そ

Hasil (Bahasa Indonesia) 2:

Akujiki menundukkan terang cahaya pucat adalah permukaan laut, itu membuat lambently gelombang ke langit-langit. Dalam ruang, pusat ada sebuah bangunan, seperti candi, telah didukung oleh pilar besar empat ini. Tidak ada dinding antara posting pemasangan, telah menjadi tangga. Canggih dan kompleks tim sihir telah ditarik di tengah altar tampak seperti lokasi candi. Selain itu, dari candi diisi dengan air laut ambient, ayat-ayat mengambang di permukaan laut memperpanjang di empat arah, ujung memiliki melingkar a. Dan, sihir telah ditarik ke perancah melingkar. Salah satu dari empat sihir Jin'nouchi adalah, mulai bersinar tiba-tiba. Dan, setelah cahaya, seperti ledakan saat ini, itu ada berdiri angka. Ini adalah awal dan Kaori. "...... Berikut ...... ada sihir? Tidak mungkin, apa yang menipu?" "Nah, masalah ada untuk?" "Tidak, Tidak ada cara lain ketika jelas dibandingkan dengan ...... labirin lainnya Na tidak berpikir datang dan melakukannya tapi ...... "Saya dipikirkan tentang itu Clione kumbang lalu ...... saya merasa itu sedikit lebih mudah Rupanya, ditemukan bahwa tampaknya telah tiba di habitat surat-Merujine awalnya menjadi sebagai ekspresi antiklimaks sedikit. Sebaliknya, Kaori, dalam sekilas wajah di atas bahu yang pertama, menjawab dengan senyum kecut. "Kau tahu, itu Hajime-kun. Cukup lokasi yang besar. Bahkan kapal selam gua pertama, biasanya karena saya tidak memiliki Nante submersibles, dan untuk terus mengkonsumsi banyak keajaiban sepanjang jalan ke jelas, jika orang miskin, karena tenggelam Aku. Clione seperti dari, itu adalah musuh yang tangguh banyak mungkin, karena itu seperti hantu serangan fisik tidak bekerja, juga menjadi sihir berita. Jadi, saya tidak akan atasnya berkelahi dengan tentara? cukup, kesulitan lucu Ini "" pengap, dan aku bertanya-tanya mungkin jika mengatakan begitu, tapi ...... "" jauh lebih sedikit, ... "Ketika Anda menunjukkan Anna kegilaan ...... untuk akan menjadi iman yang kuat jika orang-orang dari dunia ini" berlebihan, cumi-cumi tangguh mental ...... "Kaori dari menunjukkan, singkatnya hal Hajime yang terlalu kuat. Ketika dikatakan di sana, tentu, [Guryuen besar Pertama vulkanik juga diyakinkan bahwa Naa mampu menangkap utuh razia pembatasan dari Freed lalu. Dan, untuk memikirkan itu, pada waktu itu tapi tiba sebelum menyatu dengan Huet yang dianggap atau akan memiliki jika gadis-gadis, keluar bersinar ajaib sebelumnya bagian ke kanan untuk membaca pikiran Meng Itu. Ketika terbuka cahaya ledakan mereda, ada Huet, shea, dan San orang sosok Tio ada. Itu waktu yang indah. "Apakah waktu yang baik. Apakah Socci baik-baik saja?" "Lakukan ...... Socci itu bukan hak semua ...?" "Oh, Tsu Apakah Kaori-apa!" "Tidak ada? Apakah Nikki juga cedera? Magic pemulihan Apa yang salah? "pada awal panggilan, sambil menunjukkan keadaan sehat, masing-masing, dan telah mengirim lihat khawatir tentang Kaori Anda piggybacked di awal. Jawaban dari Kaori untuk itu ...... "aku khawatir, terima kasih. Tapi aku baik-baik. Setengah sebanyak tetapi karena mereka manja" untuk menyatakan anggun tersenyum senyum benar-benar ceria Kaori, Yue lurus mata menyipit, shea adalah daya tarik dan "iri pada Suu. Silakan nama Yo ~ o", Tio itu melayang dengan menarik untuk Niya sebagai "Hoho ~ o" senyum. "Hei, Kaori. Mungkinkah apa yang sudah diatur?" "Ehehe, sebenarnya ...... aku minta maaf atau tidak jika masalah yang jauh berjalan dari awal?" "Huh, cepat dan oriro" bau tertawa hukuman kejahatan kecil kemungkinan, tampilan kagum PENDAHULUAN bawah aroma sambil menunjukkan. Dan itu menyatu dengan Yue kami berlawanan ke kuil. "Dalam? Apa yang terjadi adalah melakukan 's? Ini? Cinta, saya akan mencoba untuk mengatakan, suami Anda seperti. Scent Jaro ada sesuatu dengan? Horehore, apa yang terjadi lakukan Ja? Apakah mengatakan tanpa tersembunyi untuk ~ Tsu Bu ~ u !?" Sejak Tio mulai Toitsume di benar-benar Sucks merasa saat keberuntungan Niya, Hajime datang Iratto sedang memberi makan saat ini Harite. Dengan melanggar kaki, untuk mewarnai pipi sementara meludah kasar napas Tio yang runtuh dalam sikap mesra. "Api, setelah waktu yang lama dampak Ja ~, Nuke, N ~ tsu, suami-seperti, lainnya Ja oke Hukuman untuk? Aku Ja oke saya untuk lebih menendang?" Dalam suasana yang diharapkan di suatu tempat, yang Tio yang Notamau hal seperti itu Abaikan, Hajime kami pergi ke belakang altar. Dari balik "satu kali lagi, 's baik dalam satu kali! Tolong, selir Butte" dan meskipun kata-kata Kimoi telah mendengar, saya adalah melalui dengan semua yang terbaik. "Dalam ...? Apa yang terjadi?" Yue, mengajukan pertanyaan yang sama seperti Tio. Namun, garis pandang tidak di awal, itu telah diarahkan untuk wewangian. Kaori, ketika sesuai dengan garis pandang ke akhir dan tawa dan suasana hati yang baik untuk tersenyum, drop kata-kata bom sebagai suatu hari nanti. "Hei, Hajime-kun dan aku hanya mencium." "...... Ho ~ u" "Eh !? Apakah Benar-benar !? Apakah dari manakah! Dari cara yang! Tidak mungkin, dari awal san !?" dalam kata-kata Kaori, akhir suara menjadi satu langkah lebih rendah, itu Tsumeyo ~ tsu sebagai Shea bersemangat. dan "Ini dari saya. ... Hajime-kun telah dirampas bahwa saya tidak bisa ...... berdiri saya marah bagi saya." "Oh, saya adalah sama seperti saat saya! Saya juga, karena saya mengambil untuk bisa bertahan. Ini adalah pendamping! Kaori! "" Perencanaan adalah, itu benar, shea. Sekarang ,? "mencabut dua orang jika", kita bisa membuat accompli Lebih baik lagi fait atau "tepat di samping awal, rencana serangan dimulai Wanita dua orang mulai memijat. Keringat dingin mengalir di pipi di awal. Meskipun tampaknya dengan gembira kyaa kyaa bercanda, tapi nyata, karena bau Shea juga mata serius. Seperti Kaori datang ke arah mata sistem karnivora lama lalu saya bahkan tidak membayangkan. "Saya pikir itu atau melarikan diri dengan berliku ...... ekor" Yue adalah, mengarahkan tatapan dubitative Kaori. Yue telah memperhatikan bahwa aroma Anda berada di Sainan jantung merasakan rasa rendah diri. Jadi, dalam hal ini menjadi yang pertama tantangan labirin besar, atau sedang berpikir akan ada juga menjadi Nigekaeru oleh kemunduran untuk Kaori. Tentu saja, itu Motonaka ~ tsu seperti going'll menghibur lawan yang telah menyatakan perang sendiri. Jika Anda menggambar di sini, saya hanya melakukan saya menyatakan kemenangan itu adalah perasaan derajat. Tapi, Kaori, tampaknya tampaknya bangkit kembali, bukan, beberapa bahkan suasana bahwa Anda tegas dari sebelumnya. Ini adalah tempat untuk khawatir tentang apa yang terjadi. "Itu ...... baik. Juga kun awal, saya diberitahu bahwa saya lebih baik lagi seperti lebih baik. Tapi itu berbagai perbedaan Toka ...... di akhir jam dari Huet I" dan "itu menantang ...?" "Ya, saya juga bisa mengatakan. Aku ingin tahu apakah itu , awalnya, meskipun datang dengan ini menantang, telah berhadapan dengan perbedaan, saya akan saya hanya lupa itu. tercela dan Toko telah menunjukkan "" ...... Anda seharusnya memiliki langsung Akiramere "" Hehe, menakutkan ? yang diambil mungkin? "" Jangan naik ...... kondisi. pembuat masalah "" ...... itu juga mengatakan pada awal-kun. Aku ..., begitu banyak konstitusi kesulitan kana ...... "dalam kata-kata kasar Huet, pipi penciuman memiliki kram. Sehingga menjadi penurunan sedikit menjadi teriakan kesulitan pembuat selaras dalam perasaan orang dan saingan, tetapi segera mengambil hati. By the way, sebenarnya Huet juga, Hajime kita semua adalah Shi karena konstitusi kesulitan dikhususkan atau itu, tapi dia kata cukup bumerang, bukan kesadaran untuk almarhum. "Yah, setidaknya ...... Saya tidak mungkin mengatakan Yue saya Hajime-kun" penting "Jadi, Good luck saya memutuskan untuk saya bertujuan untuk" khusus ". Ketika akan memberitahu siapa pun di Nantes, saya" "...... lapisan. Jika Anda berdiri dengan menerima sebagai sampai sekarang. "" Ya! Oh, sama, meninggalkan? pertengkaran teman saya akan tidak benci itu dari almarhum, jenis, saya adalah kerinduan sedikit "" ...... teman? Aku dan aroma? "" Ya, teman saya. Saya di Jepang, jika sejenisnya. Ada orang yang mengekspresikan teman untuk menulis musuh yang tangguh, kana mengapa tidak juga membaca teman untuk menulis saingan? "" ...... rumah Jepang ...... Hajime ... ... "Saya pikir itu baik rasa ...... bahkan negara asing. cukup untuk mendengar dan saya mendengar itu saya pikir" Ini. Perencanaan, dan mengapa, kini juga menganggap itu? "N" ...... "itu Huet dan aroma yang memberikan off suasana perasaan entah bagaimana yang baik itu, tapi di sisi, Hajime yang mengatakan dua orang dari percakapan, sangat nyaman buruk. Aku merasa seperti anak laki-laki keluar dari tempat telah menyelinap bahkan hanya satu orang dalam gadis bahwa gadis-gadis berbicara. Dan, Anda dan bau tahu kata-kata dari orang-orang Yui gelap pada akhir abad tertentu, tetapi kembali dari almarhum tidak seperti cara untuk ingin tsukkomi juga karena itu adalah kata-kata ular yang Anda suka kardus tertentu, disiapkan untuk membaca udara. Hajime yang tiba di altar, menginjakkan kaki ke keajaiban dalam semua. Seperti biasa, diteliti di otak, memori dibaca. Namun, kali ini tidak hanya tampaknya bahwa orang lain telah mengalami juga dipaksa untuk melihat bersama-sama. Dengan kata lain, itu adalah Yue kita bahwa apa yang dilihat dan didengar dibagi awal dan bau. Rupanya, Yue kita adalah, tampaknya telah tiba di ibukota limbah harus disebut kota bawah laut di ruang bawah tanah besar. Oleh karena itu, distorsi ruang yang sama, termasuk kita, tampaknya datang ke perang di dua negara militer dan Tokyo. Karena, kota dan tampaknya ia menemukan telah diserang oleh tentara dari kelompok sihir pria di ibukota keluarga manusia, setelah semua, tampaknya telah diserang dari kedua dengan cara yang sama, termasuk kita. Di belakang kota ada adalah tampak seperti sebuah bangunan besar dengan Ojo, Huet yang berlari sambil tendangan tersebar tentara seharusnya mendengar kisah stalwarts yang di Ojo Anda memiliki intrusi. Apa pun, dalam kesempatan itu suku Iblis Man menghancurkan desa kelompok manusia, tapi ia sekelompok manusia dari negara-negara untuk membuat kota ini ibukota mulai perang dengan sisi kelompok Majin, pada kenyataannya, itu adalah membasmi keluarga manusia sihir tidak menginginkan perdamaian dan dia, seperti sisi manusia dari konspirasi yang berharap. Ketika saya melihat sudah fit, semakin perang untuk memperluas tidak tetap, akhirnya, tampaknya memiliki situasi di mana pernah ...... sisi manusia untuk mencocokkan kepala sendiri itu menjadi situasi yang dimasukkan serangan sampai raja Metropolitan. Dan, orang yang mencoba untuk konspirasi, tampaknya itu adalah pendeta tinggi negeri dan hubungan gereja Kristen cahaya dalam, gereja Kristen cahaya ini, tampaknya telah pendahulu gereja Seikyo. Selain itu, mereka pergi pada retret Kiwamari kemarahan. Sebanyak mengatakan Kamidanomi ketika dalam kesulitan, dan ia akan mendapatkan bantuan Tuhan dan menawarkan pengorbanan. Akibatnya, ratusan perempuan dan anak-anak yang telah dikumpulkan dari Tokyo, menjadi situasi mengerikan dari yang dibantai di gereja katedral. Huet yang juga tampaknya telah membeli cukup sulit memang ketika melihat adegan. Paksa diingatkan oleh konfirmasi penyimpanan dengan sihir, itu diperbolehkan pucat wajah. Secara khusus, Shea tentang muntah. Akhirnya konfirmasi penyimpanan akhir, tampaknya aman ditemukan dan semua orang menipu orang. New Jindai sihir pergi tertulis di awal kita di otak. "Di sini atau tidak akhir dan akhir ajaib ini atau ...... benua. Me pembebas" "...... ditemukan" reproduksi kekuasaan "," Meng kutukan. Ini karena ada Jindai sihir mendapat [reruntuhan bawah Merujine] adalah "bermain magic". Recall diberikan, [Harutsu ~ ina Jukai] dari Taiki kata-kata memiliki litograf bawah. Untuk melanjutkan telah pasti ditulis bahwa perlu "regenerasi kekuasaan" adalah. Dengan kata lain, dalam rangka untuk menangkap penjara besar di sebelah timur hasilnya adalah bahwa di harus pergi ke barat dari hasilnya, adalah untuk orang yang telah mengunjungi [Harutsu ~ ina Jukai Pertama adalah rumit tanpa Totetsu. Hajime kita, yang masih lebih baik karena mereka memiliki tingkat tinggi gerakan berarti bahwa drive kendaraan sihir. Pengantar yang mengerutkan kening alis rupa lelah pembebas, pada saat yang sama ketika keajaiban bersinar akan lebih tipis, persegi panjang yang solid keluar penawaran dari lantai. Ini seperti sebuah altar kecil. Ketika saya berpikir apakah altar bersinar pucat, di saat berikutnya cahaya telah menjadi tipe manusia mengambil formulir. Rupanya, itu tampaknya telah meninggalkan pesan yang sama dan Oscar Orcus. Bentuk manusia semakin jelas garis besar, itu menjadi salah satu wanita. Duduk di altar dia harus mengenakan sesuatu seperti gaun putih longgar, dan memiliki rambut panjang dan telinga berbentuk kipas hijau zamrud. Rupanya satu orang surat-Merujine dari pembebas tampaknya adalah seorang wanita dengan hubungan dengan kelompok Kaito. Dia, Oscar sama, mengatakan pembebas kebenaran setelah Anda memiliki pengenalan diri. Dengan sebagai unfussy dan wanita, sedangkan diwarnai dengan kesedihan juga mengenakan suasana lembut. Sebelum lama, Setelah menyelesaikan kata yang sama seperti yang diceritakan di Oscar, akhirnya berputar kata-kata. "Apakah ..., jangan Sugara kepada Allah. Jangan mengandalkan tidak bisa digunakan untuk itu. Mengingat itu. Grip untuk mengambil karena dalam adalah perjuangan. Apakah ditentukan oleh kehendak sendiri, pergi ke depan di kakinya sendiri. Apa tantangan , jawabannya selalu di dalam kamu. Jangan tertipu oleh jawaban manis tidak hanya di dalam kamu. Allah misel. apa sumber kehendak bebas, ada kebahagiaan. Saya berdoa bahwa untuk Anda, hujan kebahagiaan menuangkan Apakah Anda "untuk nya