6.迷宮国家 結果だけ見れば、ただのお人好したちの集まりだった。 一度

6.迷宮国家
結果だけ見れば、ただのお人好したちの集まりだった。
一度目は足を斬られて囮にされたため、その思いはより強い。ただ、言いようのない不安が残っているのも確かだ（主に、ラスティアラとかいう少女のせいで）。
僕はお人好したちの話を統合し、『正道』を堂々と歩くことにした。
すぐに、女性二人組とすれ違う。
堂々と歩いていたためか、何事もなかった。
僕は出口がこっちで合っているかどうか聞こうかと迷ったが、人がこちらから流れているのは確かなので踏みとどまった。
道中、色々な集団とすれ違う。
いくらか値踏みするような目で見てくる集団も居たが、これといった問題は起きなかった。
そして、いくつかの階段を上り、『正道』を数十分ほど進んだ結果、出口へと辿り着いたのだった。
「やった、やった……」
目を焼くような日差し、穏やかな陽気を運ぶ風、迷宮内と比べ物にならない澄んだ匂い。
僕は地上へと生還した。
身体全体で喜びを表していると、綺麗に身を整えた警備兵のような男が声をかけてきた。
「おいおい、オーバーだな」
男はフレンドリーな様子で笑っていた。だが、凶器を、剣を腰に下げているのを僕は確認する。
見たところ、敵意は感じない。先ほどまで直立でこの『出口』の前を立っていたところを見ると警備兵の可能性は高い。装いも、フォーマルなものだった。
僕はすぐに思考に氷を落とす。浮かれた感情を抑える。
「ええ、かなり苦労したので……」
僕は当たり障りのない言葉で返す。
「ふーん、確かに見たところボロボロだな。この時間帯なら、ギリギリだが水道が使えるぞ」
男はそう言って親指で遠くを指す。
「ありがとうございます。行って来ますね」
『水道』と言葉を聞き、僕は内心で大喜びしながら頭を下げた。
「いいよ、仕事だからな」
そして、僕は男の指し示す方角へと歩きだす。
歩きながら、もう少し何らかの話を今の男とはしたほうがいいかもしれないと僕は考えた。彼は今の会話を『仕事』だと言った。公的な仕事かどうかはわからないが、僕の助けになってくれる可能性は高そうだった。
ある程度歩くと、そこには井戸があった。
水道と聞いていたため、想像していた現代的なものとは違ったので落胆する。けど、助かることは助かるのは確かだった。
僕の世界の井戸と同じ仕組みだったので水を上げるのに手間取らなかった。
まず、水を『持ち物』の空の皮袋へ補充する。衣服を水につけるわけにはいかなかったが、濡れた布で泥をぬぐうことで、ある程度は綺麗にした。刃物は水洗いでいいのか迷ったが、匂いが気になるので水ですすぐ。
洗いながら、僕は先ほどの警備兵であろう男との会話を考えていた。
人通りもあまりないため、他の人に聞かれる危険も少ないだろう。人柄も人相も悪くなく、早急に情報を得たいならば、好条件な人物だと判断する。
僕はいくつかの会話をシミュレートして、自然を装って男へと近づいた。
「いやあ、いくらかましになりました。すごく助かりました」
「ああ、水道があるのは迷宮の入り口の中じゃ、この北の『フーズヤーズ』だけだからな」
「……へえ、そうなんですか。他のところにはないんですか」
「ああ、騎士国家さまさまだな。迷宮に張り付いている5国の中じゃあ一番金があるからな」
うーん。普通に聞いたことのない言葉が飛び交う。
正直なところ、現代の事、つまりは僕の世界のことを話したい。けれど、もう『魔法』なんてものが飛び交っている世界だ。望みは薄いし、不審に思われるだけだろう。まだ何もかも賭ける段階ではない。
僕は知っている振りをして情報を引き出そうとする。
「『フーズヤーズ』って、他にもお金がかかっていたりするんですか？」
「そうだな。迷宮のために造られた専用の施設で一杯だ。なんだ、坊主。こっちの国は今回が初めてなのか？」
「ええ、そんなところです」
「最近は5国の行き来が楽だからな」
「ですので、この国のことをよく知れる場所があれば教えてくれませんか？」
「そうだな。ならまずはここから真っ直ぐ進んで中央広場へ行くといい。看板地図がある。そこから、国立図書館なり、仲介所なりで調べるといいぞ。慣れたらギルドや教会にでも行けばいい」
「なるほど。ありがとうございます」
僕は深く頭を下げて礼を言う。
「いいよ、仕事だしな」
気恥ずかしそうに頬をかきながら男は礼はいらないと言う。
僕はこれ以上の会話の引き伸ばしはできないと判断する。仕事と言いながら色々と世話を焼いてくるこの男とはまた話す機会があるかもしれない。不審がられないうちに別れることにする。
「では、また」
「ああ、またな」
僕は軽く手を振り、真っ直ぐと中央広場を目指した。
ある程度歩くと、背後の迷宮の入り口の全容が把握できる。
迷宮は、とてつもなく巨大な遺跡だった。
その中央には天を貫く巨木がそびえたち、巨木の数多の枝には濁った宝石の装飾がされている。
装飾自体も巨大で、もしかしたら中には空間がありそこも迷宮になっているのかもしれない。
僕は迷宮から遠ざかる。
あそこから脱出できたという事実をかみ締めながら。

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6.迷宮国家 結果だけ見れば、ただのお人好したちの集まりだった。 一度目は足を斬られて囮にされたため、その思いはより強い。ただ、言いようのない不安が残っているのも確かだ（主に、ラスティアラとかいう少女のせいで）。 僕はお人好したちの話を統合し、『正道』を堂々と歩くことにした。 すぐに、女性二人組とすれ違う。 堂々と歩いていたためか、何事もなかった。 僕は出口がこっちで合っているかどうか聞こうかと迷ったが、人がこちらから流れているのは確かなので踏みとどまった。 道中、色々な集団とすれ違う。 いくらか値踏みするような目で見てくる集団も居たが、これといった問題は起きなかった。 そして、いくつかの階段を上り、『正道』を数十分ほど進んだ結果、出口へと辿り着いたのだった。「やった、やった……」 目を焼くような日差し、穏やかな陽気を運ぶ風、迷宮内と比べ物にならない澄んだ匂い。 僕は地上へと生還した。 身体全体で喜びを表していると、綺麗に身を整えた警備兵のような男が声をかけてきた。「おいおい、オーバーだな」 男はフレンドリーな様子で笑っていた。だが、凶器を、剣を腰に下げているのを僕は確認する。 見たところ、敵意は感じない。先ほどまで直立でこの『出口』の前を立っていたところを見ると警備兵の可能性は高い。装いも、フォーマルなものだった。 僕はすぐに思考に氷を落とす。浮かれた感情を抑える。「ええ、かなり苦労したので……」 僕は当たり障りのない言葉で返す。「ふーん、確かに見たところボロボロだな。この時間帯なら、ギリギリだが水道が使えるぞ」 男はそう言って親指で遠くを指す。「ありがとうございます。行って来ますね」 『水道』と言葉を聞き、僕は内心で大喜びしながら頭を下げた。「いいよ、仕事だからな」 そして、僕は男の指し示す方角へと歩きだす。 歩きながら、もう少し何らかの話を今の男とはしたほうがいいかもしれないと僕は考えた。彼は今の会話を『仕事』だと言った。公的な仕事かどうかはわからないが、僕の助けになってくれる可能性は高そうだった。 ある程度歩くと、そこには井戸があった。 水道と聞いていたため、想像していた現代的なものとは違ったので落胆する。けど、助かることは助かるのは確かだった。 僕の世界の井戸と同じ仕組みだったので水を上げるのに手間取らなかった。 まず、水を『持ち物』の空の皮袋へ補充する。衣服を水につけるわけにはいかなかったが、濡れた布で泥をぬぐうことで、ある程度は綺麗にした。刃物は水洗いでいいのか迷ったが、匂いが気になるので水ですすぐ。 洗いながら、僕は先ほどの警備兵であろう男との会話を考えていた。 人通りもあまりないため、他の人に聞かれる危険も少ないだろう。人柄も人相も悪くなく、早急に情報を得たいならば、好条件な人物だと判断する。 僕はいくつかの会話をシミュレートして、自然を装って男へと近づいた。「いやあ、いくらかましになりました。すごく助かりました」「ああ、水道があるのは迷宮の入り口の中じゃ、この北の『フーズヤーズ』だけだからな」「……へえ、そうなんですか。他のところにはないんですか」「ああ、騎士国家さまさまだな。迷宮に張り付いている5国の中じゃあ一番金があるからな」 うーん。普通に聞いたことのない言葉が飛び交う。 正直なところ、現代の事、つまりは僕の世界のことを話したい。けれど、もう『魔法』なんてものが飛び交っている世界だ。望みは薄いし、不審に思われるだけだろう。まだ何もかも賭ける段階ではない。 僕は知っている振りをして情報を引き出そうとする。「『フーズヤーズ』って、他にもお金がかかっていたりするんですか？」「そうだな。迷宮のために造られた専用の施設で一杯だ。なんだ、坊主。こっちの国は今回が初めてなのか？」「ええ、そんなところです」「最近は5国の行き来が楽だからな」「ですので、この国のことをよく知れる場所があれば教えてくれませんか？」「そうだな。ならまずはここから真っ直ぐ進んで中央広場へ行くといい。看板地図がある。そこから、国立図書館なり、仲介所なりで調べるといいぞ。慣れたらギルドや教会にでも行けばいい」「なるほど。ありがとうございます」 僕は深く頭を下げて礼を言う。「いいよ、仕事だしな」 気恥ずかしそうに頬をかきながら男は礼はいらないと言う。 僕はこれ以上の会話の引き伸ばしはできないと判断する。仕事と言いながら色々と世話を焼いてくるこの男とはまた話す機会があるかもしれない。不審がられないうちに別れることにする。「では、また」「ああ、またな」 僕は軽く手を振り、真っ直ぐと中央広場を目指した。 ある程度歩くと、背後の迷宮の入り口の全容が把握できる。 Labirin adalah reruntuhan langit yang besar. Telah didekorasi dengan permata berlumpur pohon Barat melalui langit di tengah, di cabang-cabang pohon.Mungkin dekorasi itu sendiri sangat besar, mungkin dalam ruang dan telah menjadi sebuah labirin tidak. Saya tinggal jauh dari labirin. Sementara mengepalkan fakta kami berhasil melarikan diri dari sana.

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6. Labyrinth bangsa
Jika Anda melihat hanya hasilnya, itu koleksi hanya pengisap kami.
karena pertama kali adalah untuk Decoy telah disayat kakinya, pikirannya lebih kuat. Tapi juga itu pasti masih memiliki kecemasan yang tak terkatakan (terutama, karena gadis atau sesuatu Las tiara).
Saya mengintegrasikan kisah pengisap kami, memutuskan untuk berjalan anggun dengan "jalan yang benar".
Segera, kami melewati satu sama lain dengan wanita duo.
Atau karena tidak bermartabat berjalan, tidak ada yang terjadi.
Aku bertanya-tanya apakah mendengar apakah outlet benar di sini, itu Fumitodoma ~ tsu Sejak yakin orang tersebut mengalir dari sini.
Sepanjang jalan, kami melewati satu sama lain dengan berbagai populasi.
Tapi ada juga penduduk untuk datang melihat beberapa, seperti mata appraisal, ini seperti masalah tidak terjadi.
Kemudian, sampai beberapa tangga, sebagai akibat dari kemajuan sekitar beberapa sepuluh menit untuk "jalan yang benar", itu telah tiba untuk outlet.
dan "melakukan itu, apakah saya adalah ......"
mata terbakar seperti sinar matahari, angin membawa lembut ceria, bau jelas bahwa tidak labirin dalam dan tak tertandingi.
Saya selamat ke tanah.
Jika itu merupakan sukacita di seluruh tubuh, indah manusia seperti penjaga yang dipangkas tubuh telah dikalikan dengan suara.
"Hei, lebih Bookshelf"
Pria itu tertawa dengan cara yang ramah. Tapi, dengan senjata, telah menurunkan pedang di pinggang saya ingin memeriksa.
Rupanya, permusuhan tidak bisa merasakan. Kemungkinan penjaga melihat tempat di mana ia berdiri di depan ini "keluar" di tegak sampai awal tinggi. Pakaian, adalah hal yang formal.
Aku menjatuhkan es segera berpikir. Itu membuat emosi gembira.
"Ya, cukup keras itu ......"
Aku kembali dalam kata-kata tidak hambar.
"Hmm, jika tentu belur Bookshelf rupanya. Zona waktu ini, itu akan tetapi nyaris tidak menggunakan air"
pria mengacu pada jauh dengan ibu jari Anda untuk mengatakannya.
"Terima kasih. Hal ini dilakukan datang Anda akan"
Mendengarkan "air" dan kata-kata, saya membungkuk sementara menyenangkan dalam pikiran.
"Saya katakan, tidak karena mereka bekerja,"
dan, aku mulai berjalan ke arah yang ditunjukkan oleh pria.
Berjalan sambil, pikiran adalah aku Ketika mungkin lebih baik untuk melakukan dengan sedikit lebih sekarang dari orang beberapa cerita. Dia mengatakan sekarang percakapan menjadi "pekerjaan". Saya tidak tahu apakah pekerjaan resmi, tapi itu kemungkinan sangat tidak mungkin bahwa akan menjadi bantuan saya.
Jika Anda berjalan sampai batas tertentu, ada juga memiliki.
Karena mendengar air, itu akan berkecil karena tidak seperti apa pun yang Anda bayangkan modern yang memiliki. Tapi, itu adalah kemauan pasti bertahan untuk bertahan hidup.
Itu tidak Temadora untuk menaikkan air karena itu mekanisme yang sama seperti dunia saya dengan baik.
Pertama-tama, itu mengisi ulang air ke kantong kulit kosong "barang". Sementara pakaian tidak mampu untuk dimasukkan ke dalam air, dan itu adalah untuk menghapus lumpur dengan kain basah, itu sampai batas tertentu untuk membersihkan. Meskipun sendok garpu bertanya-tanya apakah yang baik dalam mencuci, membilas dengan air karena bau cemas.
Sementara mencuci, aku berpikir percakapan dengan seorang pria akan hanya penjaga.
Karena tidak ada lalu lintas pejalan kaki begitu banyak, bahkan bahaya untuk didengar orang lain akan kurang. Kepribadian atau fisiognomi tidak buruk, jika Anda ingin mendapatkan informasi secepat mungkin, dan itu bertekad untuk menjadi orang yang baik.
Saya dapat mensimulasikan beberapa percakapan, saya mendekati untuk pria dengan kedok alam.
"Wow, sekarang agak lebih baik. Benar-benar disimpan kami"
"Oh, 's dalam labirin pintu masuk ada air, tidak karena hanya" Fuzuyazu "dari utara"
"...... Oh, Apakah itu sehingga. Lainnya menempatkan di dalamnya atau
"tidak" Oh, tidak ksatria klien klien nasional. Na karena ada Ja paling uang di antara lima negara yang telah menempel labirin
"Hmm. Biasanya kata-kata tidak pernah mendengar kesibukan.
Jujur, hal modern, yang ingin berbicara tentang dunia saya. Tapi, itu adalah dunia yang terbang di sekitar adalah hal seperti lainnya "ajaib". Berharap tipis, itu hanya akan tampak mencurigakan. Namun tidak di panggung untuk bertaruh segalanya.
Saya akan mencoba untuk menarik informasi dengan berpura-pura tahu.
"Ini" Fuzuyazu "Apakah Anda atau dibutuhkan uang untuk yang lain?"
"Ya. Itu diisi dengan fasilitas khusus dibangun untuk labirin. Apa, dicukur. Disini negara adalah pertama kalinya seperti apakah?
"" Ya, tempat seperti itu adalah,
"" Jangan, "karena lebih mudah datang dan pergi dari 5 negara baru-baru ini
karena" adalah, tidak akan memberitahu kami jika ada juga keluar di mana baik? "yang di negara ini
itu" Ya. Nara Pertama ada yang baik. peta signboard Ketika Anda pergi ke sebuah persegi lurus rela pusat dari sini. Dari sana, ia menjadi Perpustakaan Nasional, itu akan baik untuk melihat di kantor mediasi Nari. Dapatkah saya harus pergi bahkan ke Persekutuan dan gereja Setelah Anda menjadi terbiasa.
"" Saya melihat. Terima kasih Ada
"Saya mengucapkan terima kasih dengan menurunkan kepala dalam.
"Saya katakan, Jangan sebuah pekerjaan,"
pria saat menulis pikiran malu-malu pipi untuk mengatakan bahwa saya tidak perlu Ray.
Saya ditentukan yang tidak dapat meregang setiap percakapan yang lebih. Mungkin ada kesempatan untuk berbicara atau dengan orang ini datang panggang berbagai peduli sambil mengatakan pekerjaan. Untuk yang memecah di dalamnya tidak segan mencurigakan.
"Jadi, juga,"
"Oh, juga Na"
Aku mengguncang tangan ringan, bertujuan lurus dan alun-alun.
Jika Anda berjalan sampai batas tertentu, Labyrinth dari pintu masuk seluruh gambar belakang dapat digenggam.
Labyrinth adalah reruntuhan sangat besar.
Di tengah pohon besar menembus langit Sobietachi, telah dihiasi perhiasan berawan banyak cabang pohon besar.
Dekorasi itu sendiri juga besar, mungkin telah di ada tempat di sana juga labirin di dalamnya mungkin.
Saya jauh dari labirin.
Sementara mengepalkan sebuah fakta yang berhasil melarikan diri dari sana.