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Bahasa Indonesia) 1:
[Salinan]Disalin!
歳を知りたがる日本人ケントはアメリカで3年間日本語を勉強してから日本へ来て、今K大学で勉強している。アメリカで3年目の日本語のコースを取っていた時、先生が時々日本の新聞の投書欄を読ませてくれた。その時ケントがすぐ気がついたのは、投書を書いた人の名前と職業のほかに、その人の年齢が書いてあることだった。先生にそれを聞くと、先生は「えっ、そんなに変ですか」と言った。ケントが、「でも、アメリカの新聞に投書する時には、年齢なんか書きませんけど」と言うと、先生は「そう言われると、たしかにアメリカの新聞には書いてないようですね。でも、どうして日本の新聞では書くのか、私には分かりません。昔からそういう習慣になっていて、みんなそれが当然と思っているんですね」と答えた。ケントは、日本に着いてから日本人の友達が何人もできたが、みんなケントの年齢を知りたがる。そして、「2l」と答えると、日本人はたいてい「へえ、もっと老けて見えるね」と言うので、ケントは喜んだらいいのか、悲しんだらいいのか、分からなくて困ってしまう。ケントは今学期社会言語学のコースを取っているので、ある日先生にこのことを聞いてみた。すると先生は、しぱらく考えてから次のように答えた。「若い人たちが君にそんな質問をするのは、単なる好奇心からでしょうね。日本人は、外国人、特に白人に対しては、ずいぶん好奇心を持っているんですよ。でも、考えてみると、日本人は、日本人同士の時でも、けっこう年齢を気にしますね。例えば私が、どこかの大学の先生と知り合いになったとするでしょう。その場合、『おいくつですか』とか「何歳ですか』なんて直接に聞くのは失礼だから、どこの大学を卒業したかとか、それはいつごろだったかとか、というふうに間接的に聞くわけです。日本語は相手が自分より年下か年上かによって、言葉の使い方が変わりますからね。若く見えても自分より年上の人もいるし、老けて見えても年下の人もいるから、気をつけないといけないんですよ」という説明を聞きながら、ケントは日本語の複雑な一面を見たような気がした。
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